5月のチャット会で話した神道からくる「ケガレ」と「ハレ」の情報源となる書籍ですが、道中記の牛鬼レポの時に掻き集めた情報が大半を占めています。
書籍を限定してお答え出来なかったので、ここに書きますね。
詳しくはレポートに書いてありますが(
http://yokaikan.jp/top/reg_sai03.htm#011)牛嶋神社と深い縁を持つ浅草の牛鬼は病をケガレとして請け負うという特徴・それと京の祇園信仰とも繋がっていそうってことで、その辺の記述のある資料を総合して自分の中で構築しています。
なので、学術的な観点では根拠のあるソースと言い難い内容ゆえ、その辺だけ了承お願いします。(無知なのですみません><、、)
参考書籍の中で京の祇園信仰について書かれていたのは、下記の二冊です。
1.京都祇園祭(京都新聞出版センター)
2.祇園信仰―神道信仰の多様性(戎光祥出版)
1は恐らく観光向けで、祇園祭の概要や写真つきで祭りの様子を紹介しています。
2は八坂神社の宮司を務めていた(務めている?)方によるもので、疫病を穢れをとして請け負う御霊を祀り→厄払いを行う祇園信仰についての内容がより具体的に書かれています。
ケガレ・ハレの変化を本質的には状態の変化だと認識してるのは、上記にあるような「病・死=ケガレ」「健康・生=ハレ(ハライ)」のイメージから来てます。
予断ですけど、「日常・非日常」という意味合いでの「ハレ・ケ」とは、無理に整合性を取らずに別物として捉えた方が良いのかも知れませんね^^;。
仏教の思想も入っていそうだし。
長くなってすみません(;´Д`)。以上です。