定期チャット会参加&こちらへのカキコ、有難うございました^^。
ちょっと堅いテーマかな?って思ったんだけど、皆さんそれぞれ考えたり意見交換したりで有意義なお話が楽しめた感じで、良かったです。
今日はこちらにだけレスしますねー。
「神さまと妖怪の違いは?」なんてお題にしましたが、しろた自身は本質的に違いは無いに等しいと考えていました。
>このように本居宣長は定義しています。神とは善悪問わず、尋常ではない力を持つ動植物、自然、人を指すのでしょう。
→縄文スキーなのでよく博物館等で縄文時代の土偶を目にするのですが、その生活と密着した生き物や女性の像ばかりです。
具体的な用途は明確には分かりませんが、実用的な生活の道具とは考えにくく創作した対象物に対しての畏怖の体現のように見受けられます。
日本(というか多神教全般)の「かみ」の認識ってそういう命そのもの信仰から来ているのではないかと、勝手に解釈しております。
>妖怪とはあくまでも非科学的なものです。ですが、社会的な役割は非常に科学に近いものだと思います。つまり、妖怪とは宗教的価値観に基づく社会における科学の役割を担ったものである、とも定義づけることも可能なのでしょう。
→妖怪学を提唱する小松和彦先生も、その共同体の人々の中で説明が付けられない・解明できない現象を納得するために妖怪(怪異)を当てはめていったと言及されてたのを思い出しました。
昔買った本で読んだんですけど、どこか分からなくて引用ではなく記憶を纏めました。あやふやになってすみません^^;。
>つまり、妖怪と科学は本来補うものであり、敵対する価値観のモノではありません。(民間伝承の)妖怪とは科学によって否定、説明されるために生まれてきたものであるということも可能でもあると思います。
→「妖怪が敵対する」という概念は人に害を為すイメージもあると思うんですけど、西洋から渡ってきた一神教の(一部の)歪んだ思想が影響していると思います。
>「化け物がないと思うのはかえって本当の迷信である。宇宙は永久に怪異に満ちている。あらゆる科学の書物は百鬼夜行絵巻である。それをひもといてその怪異に戦慄する心持がなくなれば、もう科学は死んでしまうのである。」
→チャット会で話していたのはそういうことだったんですね。なるほどです。